ライプニッツ係数と後遺障害

平成29年1月8日に交通事故の被害により受傷し、後遺障害併合12号に認定。その後平成30年11月末に相手方と示談が成立するまで約2年足らずを振り返るブログです。被害者の方々のお役に立てば幸いです

裁判でも何でもやりましょう



症状固定の案内が来たときは、初めての経験でしたので、かなり困惑しました。ある程度話は聞いてましたが、やはり実際は精神的にきつくなります困り

今になってわかることもありますが、保険会社の担当者とは場数が違います。

治療費が打ち切りになれば、自ずと症状固定になるかと思います顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)
自費で通院して症状固定しない選択肢はありませんでした。

保険会社は治療費打ち切りから症状固定を案内することで、ここからは裁判でも何でもすると伝えてきたのです。

この時点で初めて目が覚めたような感覚でした泣き笑い


休業損害も打ち切り



治療費の打ち切りの案内と同じく、休業損害についても今月で打ち切りとの案内でした。

実は休業損害というのは、出勤はするが、怪我の為仕事内容が限られますので、減額のあった給与損害を補償してもらってました。

そのような確認書を事故直後に作成してもらいました。
その補償が月半ばに今月で打ち切りと案内されれば困惑します困り

通院も終了ということとも重なり、被害者なのに何故か逆に追い詰められたような感覚になりました顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)




とうとう症状固定の案内をしてきた



事故から5ヵ月が過ぎ、暫くたった頃にとうとう相手方保険会社から症状固定の案内がありました。
「今月で治療が打ちきりになります」
「後遺障害が残れば補償します」
「休業損害も今月までです」
「規定なので、仕方ありません」

あまりにも呆気ない案内でした。しかも1月8日に事故に遇いましたが、6月末で症状固定だと案内してきました。
6ヵ月経過してないですし、案内があったのは月の半ばぐらいでした!

「今そんなこと言われても困るのですが」
休業損害も無くなるし、通院も無くなるし、えらい事になった

今までの保険会社の印象がこの時点で180度変わりました顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)


症状固定までにはしておこう



症状固定になると治療費の負担が自費になります。

そうなる前にまず、必要な医療品を集めておいた方が後々役に立つことが多いです。

例えばコルセットやサポーターなども、古くなったとか伸びてしまったなどお願いすれば提供してもらえます。
後遺障害が残れば、ずっと先まで必要になるので遠慮は要りません。

私の場合は、湿布をたくさん蓄えていきました。1度に貰える枚数は決まってるので、少しずつ前もってもらっておきましょう。

あと痛み止めの薬も通院していれば、通院と通院の間の分はもらえます。
まだ、残りがあったとしても、後々色々と使い道もあるので、貰えるものはもらいましょう。
痛み止めについては、後遺障害の申請の時などにも、医証となる場合もあります。

あと、通院交通費は補償して貰えるので、出来れば細かくメモしておいた方がいいです。

自家用車、電車、バス、タクシーなどです。
自家用車は距離で計算しますので、メモしておきましょう。
この辺は保険会社から説明があるとは思いますが顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)



症状固定後に通院したい



症状固定になると、保険会社による治療の負担は終了します。
症状が改善せずに、通院を希望する場合は自費で通院は可能です。
後に示談交渉において、その必要性が認められれば、治療費は請求出来ます。

良くも悪くもならないのに、通院を続けるのは主治医の先生の協力が必要だと思います。

私も症状固定後に通院しましたが、リハビリなど快く受け入れてもらえました。

個人的には良くなるというか、ただ痛みを和らげたい、これ以上悪くならないようにと考えたからです。

私の場合は結局、症状固定後の治療費は認められませんでした。
症状固定は本来は裁判などで被害者のためにあるものだと思いますが、誰の為のものなのかわからなくなります困り


手の痺れがとれない



事故直後からずっと手の痺れが取れません。
右手、左手と両方で痺れます。痛みとまではいきませんが、感覚は常に自覚出来ます。

両手とも親指、人指し指、中指が比較的強く、力が入りやすい指が痺れるのかもしれません。

主治医の先生はリハビリしながらの日にち薬とのことでした。
詳しくは原因はわからないとのことでしたが、ネットなどでは、神経を圧迫したときに痺れが発生するなどとも書いてありました。

頚椎捻挫で後遺障害に認定されましたが、MRIなどでは、頚椎の5~7番目の隙間が狭くなっている疑いがあるという所見でした。

痺れも神経症状かと思いますが、基本的に自分自身でしか症状を確認できないと思います顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)

今も痺れは取れませんが、MRIなどの医学的な証明があって本当に良かったと思います顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)


症状固定は医学的な判断ではない



保険会社の負担での通院が終了ということを一方的に伝えてきます。
痛みが残っていたり、症状が改善しない時は当然、不服を申し伝えます。

この時の保険会社の対応はかなり強固なものです。プロの担当者なので、ある程度場数を踏んで経験があるのはわかりますが、それとは別に何か決意みたいなものを感じます困り

「治療の負担は打ちきります。自己負担となります。症状固定ということで、後遺障害が残れば補償します。」

その連絡のあとに主治医に相談したのを覚えています。

ある程度怪我の状態で1~6ヵ月の間で治療の期間が決まるとは思います。
治療期間が長引けば、保険会社の負担は増大していきます困り

主治医は「症状固定です」とは言わないでしょう。

この段階で保険会社は被害者から訴訟されることを想定しているのかもしれません顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)
法廷ではないのに一方的に法律の用語を持ち出し、被害者の治療状況の大事な局面に踏みいってくるのです泣き笑い