ライプニッツ係数と後遺障害

平成29年1月8日に交通事故の被害により受傷し、後遺障害併合12号に認定。その後平成30年11月末に相手方と示談が成立するまで約2年足らずを振り返るブログです。被害者の方々のお役に立てば幸いです

とうとう症状固定の案内をしてきた

事故から5ヵ月が過ぎ、暫くたった頃にとうとう相手方保険会社から症状固定の案内がありました。 「今月で治療が打ちきりになります」 「後遺障害が残れば補償します」 「休業損害も今月までです」 「規定なので、仕方ありません」あまりにも呆気ない案内でし…

症状固定までにはしておこう

症状固定になると治療費の負担が自費になります。そうなる前にまず、必要な医療品を集めておいた方が後々役に立つことが多いです。例えばコルセットやサポーターなども、古くなったとか伸びてしまったなどお願いすれば提供してもらえます。 後遺障害が残れば…

症状固定後に通院したい

症状固定になると、保険会社による治療の負担は終了します。 症状が改善せずに、通院を希望する場合は自費で通院は可能です。 後に示談交渉において、その必要性が認められれば、治療費は請求出来ます。良くも悪くもならないのに、通院を続けるのは主治医の…

手の痺れがとれない

事故直後からずっと手の痺れが取れません。 右手、左手と両方で痺れます。痛みとまではいきませんが、感覚は常に自覚出来ます。両手とも親指、人指し指、中指が比較的強く、力が入りやすい指が痺れるのかもしれません。主治医の先生はリハビリしながらの日に…

症状固定は医学的な判断ではない

保険会社の負担での通院が終了ということを一方的に伝えてきます。 痛みが残っていたり、症状が改善しない時は当然、不服を申し伝えます。この時の保険会社の対応はかなり強固なものです。プロの担当者なので、ある程度場数を踏んで経験があるのはわかります…

そもそも症状固定とは

整形外科などの病院では症状固定の診断が出来ますが、整骨院、接骨院などでは診断出来ません。というか、症状固定という概念が存在しないのです同じ医療の世界で、西洋医学にはあるが、東洋医学にはないというのは少し変な感じがします実は症状固定とは医学…

症状固定という概念

事故から4~5ヵ月くらい経過したくらいになると、色々な話を聞く事が多くなりました。「保険会社は一方的に治療を終わらせる」 「医者から症状固定と言われる」 「自賠責保険の慰謝料には上限がある」などなどいろんな話を聞きます初めは症状固定については…

医療と介護

転院した病院でのリハビリが終了しましたが、主治医の整形外科では理学療法でのリハビリは継続できました。健康保険の取り扱いでは受傷から150日を過ぎると介護保険での取り扱いとなり、現金の給付となるみたいです。リハビリの内容にもよると思いますが、私…

交通事故被害者でも病院からリハビリを制限される事がある

事故から150日くらいになろうかとする時に、手術のため紹介された病院でのリハビリが終了と伝えられました。初めは訳がわからず、継続したいと伝えましたが、半ば強制的に終了の運びとなりました手術などで日常生活がむずかしかったり、リハビリが必ず必要な…

来年の4月1日には

来年の4月1日からの施行となる法定利率の引き下げですが、ライプニッツ係数の計算では増額が見込まれます。被害者にとっては施行前よりも逸失利益による労働能力喪失期間が長くなります。120年ぶりの改正なので、世の中に与える影響なども大きくなるのではと…

明治30年以来120年ぶりの民法改正

ライプニッツ係数の計算の元になる法定利率が3パーセントに引き下げになりますが、実はこの民法が改正になるのは120年ぶりとのことです明治30年に制定されて以来の改正で、民法の債権法の部分にあたります。日清戦争が始まるよりも前に制定されており、そん…

民法が施行されてから症状固定したら?

来年の4月1日には施行される公定利率の引き下げですが、それ以降に示談、和解すれば適用されるというものでもないみたいです初めて聞いた時などは、自分の示談交渉も引き伸ばせば良かったと、ふと思ったりもしました逸失利益は症状固定時からの労働能力喪失…

中間利息控除が変わる

逸失利益の計算では、労働喪失期間の最後で受け取る年金額を今現在に受け取る事が出来ます。ただこの時にある一定の金額が差し引かれます。これを中間利息控除と言います。中間利息控除の計算にはライプニッツ係数が用いられますが、ライプニッツ係数に用い…

民法改正は来年4月に施行される

来年の4月1日に民事の法定利率が引き下げられます。公布から3年です。5パーセントから3パーセントに引き下げられるのですが、公布から施行まで期間が空いてるなという印象です交通事故被害者の方々には大変な改正になるかと思います。 逸失利益の計算に用い…

相手方自賠責保険会社

今回の事故被害の運転手のHさんの加入していた保険会社と相手方の自賠責保険の会社が同じでした。Hさんの保険会社の担当はとても対応が良かったです。弁護士特約に加入されてたので、弁護士に依頼するときも、弁護士を紹介してくれると言ってくれました。私…

MRIは撮りましょう

後遺障害が残った時に、自賠責保険料率算定機構に申請します。診断書や自覚症状の状態の書面や事故時の実況見聞など色々書面が必要に成ります。医証の資料として、レントゲンやCTとMRIがあります。 MRIは骨だけでなく、筋や組織まで映るので、事故後にすぐ撮…

走れなくなっている

主治医の先生の病院、手術のため紹介頂いた病院、整骨院と3ヵ所の医療機関で通院をしばらく続けてました。骨がつかない事が判明し、今後のことを色々と考えてたこの時期が1番通院してました。大体事故から3~4ヵ月経った位だったと思います。週に4~5日通院…

土日も診察している整形外科

事故当日に運ばれた救急病院から転院をしたのは場所が遠かったのと、転院した病院が土日も診察をしてくれるというところでした。主治医の先生は私の足関節内果骨折をレントゲンで見つけてくれました。その時に見つけてくれていなければ、事故との因果関係が…

受傷から150日というリハビリルール

毎週土曜に転院した病院でのリハビリを行っていました。少しずつですが、状態もよくなり、リハビリにも慣れてきました。平日は仕事が終わってから整骨院に行き、土曜は転院した病院でのリハビリ、そして日曜日は主治医の整形外科に通いました。手術の為、リ…

ギプスシーネ外してみたら

転院した病院でリハビリをさせて頂いてるとはいっても、2ヵ月弱シーネで固定していると、かなり筋力が落ちていました。ほとんど片足で歩いているようなもので、足首が曲がりにくくなっていました。なんとも言いにくい感覚ですが、力がはいりませんでた。左足…

やっぱり血腫やったか

転院した病院でリハビリをさせて頂いてた頃、ふと右臀部の血腫が気になり、担当の先生に聞いてみました。「う~ん、血を抜いてもいいですけどね」先生はいきなりその場で施術するような勢いの話をして頂きました。 まさか、これから施術するとは思ってもませ…

整骨院でのミーティング

転院して、リハビリをしているという事を整骨院の先生にお話しました。 その病院の事はよく知っていて、担当医の先生のことまで知っていましたあまりいい噂は聞きませんでしたが、手術しないことになったと伝えると、少し意外な感じの様子でした。どうも担当…

本格的なリハビリ

手術せずにリハビリをして直していくということで、早速治療していきました。実はこの病院には有名なプロ野球選手も治療していたらしく、リハビリの設備もかなりのものでしたまずは電動マシーンで首を引っ張って行きましたが、腰を引っ張ってみたりしました。…

手術しないという選択

実は紹介して頂いた病院はすぐ手術するという噂があるようで、私自身も手術するものだと思ってました。レントゲン画像を持参して行きましたが、CTをその場で撮って頂きました。 すごく分かりやすく、骨が剥離しているのが確認出来ました「基本的には手術して…

骨折が癒着しないという事態

およそ事故から2ヵ月弱位の時に3回目のレントゲンを撮りました。骨がついていなかったらどうしようという不安はありましたが、具体的にどうこうとは考えてませんでした「骨はついてませんね。手術しかないです」「手術するんですか?」「仕方ないですね。仕…

保険会社は西洋医学よりな考え方

何度か保険会社の担当者と話をしていると、 どうも整骨院にはあまり行かせたがらないような傾向があるようです実は整骨院では治療期間が整形外科などより長引くデータがあるそうです治療期間が長くなれば、治療費も高額になるからかもしれませんまた日本では…

受傷後1~2ヵ月後くらいにしておくこと

骨折が判明して、ギプスシーネを装着して、大体1~2ヵ月くらいの時期のことを今振り返り感じる事があります交通事故被害で骨折したのは初めてで、今後の事についてあまり具体的に対策を考えてなかったことです結構回りの方に話を聞いたつもりでしたが、まだ…

右臀部の血腫が消えない

事故から暫くして、右臀部の血腫が気になりだしましたちょうど腰骨のあたりを強く打撲してまして、出血はなかったのですが、こぶし位の大きさに腫れ上がってました。押さえると痛みがありましたが、内出血しているのか、柔らかいこぶみたいなものでした。主…

柔道整復師について

平日は仕事で遅くなるので、帰り道の整骨院に通院しました。理学療法士は開業出来ないですが、柔道整復師は開業でき、診察も可能です。 ただ、脱臼や骨折の治療は医師の指示がないと出来ません。 今回も主治医の先生に事情を説明し、承諾して頂きましたただ…

理学療法とは

整形外科で主治医の先生に診察していただくと、リハビリテーションを受ける事ができました。日曜日も診察、リハビリと開院してるので、とても助かりました平日は時間が間に合わないので、整骨院に通院しました。理学療法では手技の前にタオルで温めてくれま…