ライプニッツ係数と後遺障害

平成29年1月8日に交通事故の被害により受傷し、後遺障害併合12号に認定。その後平成30年11月末に相手方と示談が成立するまで約2年足らずを振り返るブログです。被害者の方々のお役に立てば幸いです

後遺障害診断書の書き方

症状固定の日を主治医の先生と相談する時期になりました。 9月8日までは延ばせる話にはなってましたが、仕事や行事の都合で8月27日となりました。

 

事前に弁護士事務所とも打ち合わせをしていました。診断書の書き方、主治医の先生にお願いすることなど確認しておきました。

 

一番大切なのは、怪我の症状が、将来回復する見込みがあるかどうかです。 見込みがあるとか不明などと記載されてしまうと認定されるのは難しくなります。 [緩解の見込みがない、少ない]との記載が必要です。 自覚症状も非常に大切で、主治医の先生に症状を伝えますが、雨天時や寒くなるとなどは好ましくありません。 症状が常時存在することが非常に重要になります。^_^

 

一番大切なのは、怪我の症状が、将来回復する見込みがあるかどうかです。

見込みがあるとか不明などと記載されてしまうと認定されるのは難しくなります。
[緩解の見込みがない、少ない]との記載が必要です。

 

事前認定の案内

保険会社から事前認定の説明やら案内が届きます。

これは後遺障害診断書を元に他の資料も揃え、自賠責損害調査事務所に申請する手続きを保険会社に依頼するものです。

 

手続き自体は送るだけですが、診断書以外にも、レントゲンやCTや医証になる資料など色々と集めたり、作成するのが大変です。

通院記録などは保険会社は把握しやすいかとは思います。


しかし、今までの事例には何か故意に資料を添付しなかったり、診断書が書き換えられたりしたことがあったみたいです^_^

 

こういった事例を聞くと、事前認定ではなく、被害者が直接に申請する被害者請求しかないと思ってましたし、弁護士には何度もその点を確認しておきました(^ ^)

整形外科と整骨院のどちらに多く通院したか



治療費打ち切りになるまで、約8ヵ月足らずでした。
1月8日に被害に遭い、8月27日に症状固定となりました。その間53日間はギプスシーネで固定していました。

通院回数は緊急で搬送された病院、MRIを撮影していただいたクリニック、手術のため紹介していただいた病院などすべて含むと128回でした困り

232日間の間に128回という回数となり、2日に1回以上の頻度になります困り
まさに治療に専念したと言えるとは思います顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)

そして整形外科と整骨院の割合ですが、整骨院には60回も通院していました。
主治医の先生の整形外科には48回通院しました。整骨院の方が多く通院していました。

保険会社的にはあまりいい通院の仕方ではないかもしれません。
ですが、時間の都合がつきやすいですし、痛みについては整骨院の方が効果的だったのかもしれません。


損害保険料率算定機構



後遺障害の申請などは実際にどのように申請するのかは、全く経験がなく、不安しかありませんでした。

初めは相手保険会社に主治医の先生が申請していただけるなどと考えてました。

とにかくたくさん資料が必要で、被害者自身で取り揃えるのは、なかなか大変だというのは聞いてました。

損害保険料率算定機構はそもそも、損害保険会社などからの依頼で国の定めた保険金支払い基準に沿って、保険料率を金融庁に申請する役割があります。

その役割のなかで、被害者の後遺障害を認定します。認定というか調査するという意味合いが強いかも知れません。

弁護士に依頼して、この機構の自賠責調査事務所という部署に申請します。

よく考えると、損害保険会社が必要としている機構であり、そのために設立され、運営されています。
取り敢えずは、保険会社の敷いたレールに乗っかって物事を進めていくことになります困り




気になる事

 

8月末まで治療を続ける事になりましたが、そろそろ治療費打ち切りに向けて、後遺障害の事を考えていかなければなりません。

 

私の場合、左足関節の骨折が癒着していない状態でしたので、後遺障害が残るのは大体想定していました。

 

首の痛みや腰の痛み、右臀部の血腫、手の痺れなどは症状が残りそうでした。

 

今よりも症状が直ぐに回復するとは考えていなかったですが、今よりも悪くならないようにと考えていました。

 

治療費打ち切りになったあとは自費で治療するしかなく、そうなるとしっかりと怪我の状況を申請しようと考えました。

 

治療しながら後遺障害のことを気にするのは少し変な感じですが、するべきことをしっかりと進めていくしかないと気を引き締めました。

本当はそんな人なのではない

 

主治医の先生に治療費打ち切りの相談した経緯を保険会社の担当者に伝えました。

 

「治療費を延長できたとしても1ヵ月までですね。7月末までが一杯です。」

 

主治医の先生に相談する前は、6月末は譲れないと言ってたのが、主治医の先生、弁護士と相談していくなかで、2ヵ月延長出来ることとなりました^_^

 

弁護士に依頼してからは、連絡しても

「弁護士に依頼しましたよね。弁護士からの連絡しか受付出来ません。」

という感じになりました(^^)

 

この症状固定までの対応の印象はどちらかと言えば良かったです。

 

保険会社の担当者としての対応が必要だったと思いますが、今までの対応がこの治療費打ち切りの案内の為だったのかなど、余計なことまで考えてしまうほどの変わりようです。

 

半年程やりとりをしましたが、何か質問などされても本当にその事を聞きたいのかなと思うこともありました。

 

しかし、基本的にはそんな人間なんていないと思う程の精神的な葛藤があり、そんな担当者とやりとりを続けるのは余程精神的にしっかりとしないといけないと考えます(^_^)

 

治療継続の相談をする



保険会社から治療費負担の打ち切りの案内があってから、弁護士にも相談しましたが、先ずは主治医の先生に相談しました顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)

理学療法によるリハビリを継続していましたし、痛み止めの薬、湿布なども処方していただいてました。

「そうですか。事故から6ヵ月経過していないですね。」
主治医の先生も急な保険会社の案内には少し違和感を感じられてました。

「まだ継続して治療したいのですが」
「そうですね。リハビリ継続しましょう」

主治医の先生にはまだ治療を継続するべきだということで診察して頂きました困り